企業・法人向け英語研修を導入する際のポイントと成功事例をご紹介

  • 企業・法人向け語学研修

海外からのお問い合わせが増えている、外国人材の採用を増やしている、など日本企業にいても社内外問わず、英語が必要とされる場面は増えています。

一方で、英語研修をどのように導入したら良いのか迷っているご担当者様も多くいらっしゃいます。

そこで本コラムでは、英語研修の導入を検討されている企業・法人のご担当者様へ、企業・法人向け英語研修を導入するメリットや導入方法を解説します。

ワシントン外語学院での英語研修の事例もあわせて紹介しますので、ぜひご参考ください。

企業・法人向けの英語研修のメリット

ここでは、英語研修を導入するメリットを紹介します。

 海外進出とグローバル人材の育成

英語力の向上は、海外進出やグローバル人材の育成を考える企業にとって重要な課題です。

国内外で活躍するグローバル人材を育成するには英語力の向上が前提だからです。
ビジネスで通用する英語力があることで、海外の顧客との取引や交渉において円滑なコミュニケーションが取れるようになります。

また海外部署とのやりとりや、英語で行われる会議の場で、言葉の障壁を乗り越えられます。海外のお客様への対応もできるようになると、さらなるビジネスチャンスにつなげられるでしょう。

海外部門とのやりとりや交渉の場面では、異なる国の文化を積極的に理解しようと努め、お互いの価値観を尊重することで、ビジネスパートナーの関係を構築することができます。

国内外で活躍するグローバル人材を育てるためには、英語力だけでなく異文化理解や異なる価値観への対応力を養える英語研修が役に立つでしょう。

外国人の受け入れをサポートできる

社員の英語力が向上することで、外国人の受け入れやお客様対応ができるようになります。

英語でのコミュニケーション能力があれば、事前に受け入れる体制を作ることができます。

世界的半導体メーカー・TSMCの熊本進出においては、台湾から従業員とその家族が来日しています。このような場面では、外国人従業員や留学生の受け入れのために、語学を習得することは急務でしょう。

海外企業が日本に進出する場合は、国内にいても外国人従業員とのコミュニケーションが必須です。

それぞれの企業・法人で想定されるシチュエーションは異なります。 そのため、実践的な英語の習得には、英語研修がおすすめです。

企業・法人向け英語研修の導入方法

企業・法人向けの英語研修の導入方法として、重要なポイントを3つご紹介します。

目的と予算

英語研修の目的は、グローバル人材の獲得と育成、英語を使用する業務への対応がほとんどでしょう。

しかし企業・法人向けの英語研修にはさまざまな方法があり、費用もそれに応じて変化します。

そのため、目的と予算をあらかじめ設定しておくことが重要です。

まずは社員が英語を習得することで、どのような人材になってほしいのかを考えましょう。

英語習得後の目標(具体例)

社員がビジネスで通用する英語を習得することで、どのような人材になってほしいかという目標については、下記の例が挙げられます。

・海外の取引先と会話・メールでのやりとりができる。
・海外の顧客に対し、英語でのプレゼンテーションができる。
・海外部署との英語で交渉ができる。
・外国人観光客に対し、英語で接客ができる。
・外国人の入社対応ができる。

英語研修の目的(具体例)

英語を習得した後の、最終的な目標から実際の英語研修の目的を考えましょう。

そうすると下記のような目的が考えられます。

・ビジネス英会話と海外のビジネスマナーを習得する。
・英語でのプレゼンテーションの方法で自分の意見を言えるようになる。
・外国語での接客で必要な語学力とマナーを習得する。

目的と社内的な予算を確認し、どんなプログラムが適しているか検討するとスムーズです。

効果的な法人向け英語研修プログラムの選択

英語研修プログラムの選択は、最も重要です。

英語研修の方法には、通学、講師派遣、オンラインの3つの方法があります。

企業・法人の抱える課題や目的・予算は異なるため、それぞれの企業・法人にあったカリキュラムを組むことが理想です。

通学

通いやすいところであれば、学習習慣も身につき、モチベーション高く学習を続けることができます。

社員一人一人のレベルが異なるという場合は、グループレッスンではなくマンツーマンでの学習がおすすめです。

講師派遣

講師派遣の場合は、会社に語学学校の講師を招いて実施するため、通学が難しい社員の場合でも出席することができます。

多くの場合はグループレッスンのため、同じレベルの社員同士で学びを共有し、切磋琢磨することができるでしょう。

オンライン

オンラインでの研修の場合は、場所を選ばず実施できる点がメリットです。

スマートフォンで気軽に学習を進めることができるため、マンツーマンであれば自分のペースでスピーキングやリスニングなど集中することも可能です。

またオンラインでのグループレッスンの場合も、場所を問わず行えるため、モチベーションを保ったまま、クラスメイトと学び合うことができるでしょう。

助成金や給付金の活用

英語研修のプログラムを検討する際には、助成金や給付金を活用するのもおすすめです。

例えば、厚生労働省が提供する「人材開発支援助成金」制度があります。

「人材開発支援助成金」制度は、4つの支援コースがあり、電子申請が可能です。

4つの支援コースの中には、従業員が自発的に訓練を受講するための費用を負担するものや、スキルを身につけるために時短勤務や有給取得を支援するものがあります。

このような助成金を活用することで、企業は英語研修にかかる負担を軽減し、効率的かつ費用対効果の高い形で社員のスキル向上を促進できます。

申請の方法や支援の詳しい内容などについては、最新の情報をご確認ください。

(参考:厚生労働省|人材開発支援助成金

完全オーダーメイド!ワシントン外語学院 企業・法人向け英語研修

ワシントン外語学院では、企業・法人向けの英語研修をオーダーメイドで作成することが可能です。

企業・法人が抱えるそれぞれの課題について、ヒアリングを行い、ご要望に合わせて必要なレッスンをカスタマイズします。

ワシントン外語学院での企業・法人向けの英語研修の事例をご紹介します。

1.大学職員向け英会話研修

対象者 :大学職員

目的

・外国人留学生の受け入れ対応ができる職員を増やす
・海外留学サポート(手続きなど)
・海外の大学間の交流・コミュニケーション
・在学生と留学生の異文化交流のサポート

課題

・外国人留学生や海外機関に十分対応できる職員が限られている
・学習する時間がない(時間の確保)
・継続が難しい(スケジュール、モチベーション)
・実践に即した教材がない(専門用語が多い、発音・リスニングの対策法がわからない)

工夫

・就業時間内に、オンライングループレッスンを実施。場所を問わず学習に集中
・クラス分けレベルチェックを行い、初級クラス・上級クラスに分けて学習進度を個人に合わせる
・中間レポートや最終チェックによりモチベーションを維持

成果

・グローバルマインドセット
・現場で使える語学力の習得
・英語での業務への苦手を払拭
・1人で留学生や海外の大学の担当者とやりとりに十分対応できる人が増えた

2.商業施設の企業向け接客英語研修の事例

対象者:接客に携わる職員

目的

・外国人観光客へ英語での接客ができる人材を育成する
・インバウンド需要に備え、英語での接客できる人材がいることによる他店との差別化を図る

課題

・英語への苦手意識があり、語学力が乏しい
・実践的な英語を学習する機会がない
・短期的に実践で使えるレベルの英会話を習得する必要がある

工夫

・業務で使用する会話を盛り込んだ、オリジナル教材を作成
・業務部門別のクラスで、販売・サービスそれぞれに特化したクラスで実施
・実践的な会話が中心の対面研修で、集中的に対策

成果

・英語への苦手意識の払拭
・すぐに使える英会話の習得
・英語学習への意欲向上

3.金融関連の企業向け中国語研修の事例

対象者:希望者

目的

・TSMCの日本進出に伴う、台湾からの在留外国人に対応できる人材を育成する
・ビジネスで使える中国語の資格を取得する

課題

・実践で使える中国語をどう取得したら良いかわからない
・身近に中国語の話者がいない
・教材がない・もしくは選べない

工夫

・「HSK中国語検定1級・もしくは3級合格」を目標として設定
・対策テストの実施
・自己学習用オンライン教材
・宿題の提供

成果

・HSK中国語検定の合格率100%
・中国語への抵抗感がなくなり、挨拶など積極的なコミュニケーションへ自信がついた
・継続した学習意欲の向上

企業・法人向けの英語研修はワシントン外語学院へ!

今回は、企業・法人向けの英語研修について、メリットや導入方法、成功事例をご紹介しました。

グローバル化が進む日本においては、外国人観光客の増加や海外事業の拡大により、英語がますます必要とされています。これに対応するためには、社員の語学力向上が不可欠です。

英語研修を導入するには、具体的な目的や予算を確認し、どのようなプログラムを選択するかが重要です。

ワシントン外語学院では、社員のニーズに合わせた柔軟なプログラムを提供しています。

しかも、英語だけでなく、中国語などの第二外国語や資格対策にも対応!

経験豊富な外国人講師と海外経験のあるスタッフが、最適なクラスをご案内します。

豊富な事例もございますので、まずはお気軽にご相談ください!

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