【日本語教師養成講座】日本人が気にしていない日本語の違い
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12月も残すところあと2週間ちょっと。
日本語教師養成講座の授業も今年は残り1回となりました。
さて先日は2日間完結講座として、現場知識で
受講生が生徒役になり、先生の初級授業を受けながら、初級文法の教え方のコツなどを学ぶ授業をしました。
参加者には現受講生のほか、
修了生で現在日本語教師をしている方、
ボランティアで日本語を教えている方もあり、
受講歴によって各々感じたことに違いはとは思いますが、参加者には大・大満足の2日間となりました。
「て形」の授業は生徒にとっても、先生にとっても難関で、重要項目です。
て形とは・・
行く⇒行って、食べる⇒食べて、する⇒して
レストランに行って、ご飯を食べた。
これができると、
2つの文を繋げることができますね。
「受身形」の授業では、
例)待ちます ⇒ 待たれます
のように活用する練習に加え、
実際に理解度チェックのワークシートを時間を計り解き、
次に私たちが考えなければならないのは
確認と答え合わせをどのように行うのか?
クラスの人数、持ち時間に応じて考えられる方法は様々。
回収する?生徒同士で確認をさせる?など、いろいろ案が出ました。
また、この課で出てくる“世界中”。
せかいじゅう、と読みますよね。
“工事中”はこうじちゅう。
同じ“中”を使って、前に来る言葉によって、読み方が変わる。
何が違うと思いますか?
理由は複数あるそうです。皆さん分かりますか??
なんで違うんだろう?なんて考えたことないですよね。
限られた時間の中で、スムーズに且つ目的をしっかりと教えるためにも教案作成や教材研究はとても必要なことです。
ワシントン外語学院の日本語教師養成講座では、修了してすぐに教壇に立てるように教材研究~教案作成~実習も行います。
改めて、日本語って深い・・面白い・・そう思った時間になりました。
さて、日本語教師養成講座、次回のスタートは2020年9月6日。
日本語教師ってどんな職業? 講座ではどんなことをするの?
少しでも興味がある方、ぜひぜひ一度ワシントンにお越しください!
気になることに合わせてお話させていただきます。
また授業見学も随時ご案内できますので、お気軽にご連絡ください☆