日本語 「は」と「が」の違いについて ルール1
- 日本語コラム
皆さんは、日本語の「は」と「が」を理解し、使い分けができていますか?
日本語学習者にしても、これらの「は」と「が」の使い分けは、難しいようです。
なぜかというと、「は」と「が」は主に、主題と主語という異なる機能を表す助詞で、多くの場面や文中で主題と主語が重なることが多いからです。
それでは、「は」と「が」について、どのような違いがあるか見ていきましょう。
①彼が説明したことが分かりやすかった。
②彼が説明したことは分かりやすかった。
③彼は説明したことが分かりやすかった。
上記の文で、正しい文はどれですか?
正解は②です。
「は」と「が」に関するルールその1
従属節・名詞修飾節の中では「が」を使う。(従属節は、複文の中に主節を表す主格・述格・連体修飾格・連用修飾格・独立格に立つ節。)
上記の複文を表す主節は「彼が説明したこと」に当たります。ですので、「彼が」になります。
「は」と「が」については、まだ他のルールがあります。
また、ご紹介しますね。